ましゅまろ。の劇甘街道

すきなたべものはめろんぱん

【コラム】incの振り返り【報告】

 

初めましての方は初めまして!

ましゅまろ。(@mashiro_821)と申します。

 

今回は先日行われたincの取り組みや振り返りをしていこうと思います。構築記事ではないのでコラム、雑談の感覚で読んで下さい。

 

まずは、2月のincに遡ります。

 

使用構築はこちら↓f:id:marshmallows1105:20200416150759j:image

沢山の構築を使用しながら環境を考察していた際にサイドチェンジとトゲキッスが非常に強力な環境だと感じたので、高火力の全体技を持つ眼鏡ニンフィアに注目しました。ニンフィアを通す際に①中速をカバーする素早さ操作②苦手なポケモンへの対策を考える必要があり、今回はトリックルームを軸にダイマックスローブシンニンフィアの並びでダイアシッドとハイパーボイスを押し付ける構築を構成しました。純正トリックルーム構築に対してトリックルームを通しても勝てないので催眠術を絡めて詰めることが出来るミロカロスと補完に加えてビートダウンの選出も出来るアイアントシャンデラを採用して先程のパーティになりました。もっと細かい意図や思考を重ねて完成に至りましたが、今回はそこが主ではないので省略します。

 

肝心の結果はこちら↓f:id:marshmallows1105:20200416150832j:image

幾度の1800チャレを全て負けてしまい、サブロムは集中が切れて散々な結果でした。

 

その時の反省として

 

①事前のリサーチ不足

具体的に挙げるとファントムビートやカ・エールパのパーティの存在すら知らない状態で本番を迎えていました。結果として高レートでの対戦で両パーティに負けてしまい、ボーダーまで勝ち切ることが出来ませんでした。

 

②パーティの試運転不足

一番の反省になります。かなりギミックに寄せた偽装トリックルームパーティだったため出来るだけ情報を隠したいと思っていたので五十戦ほどで試運転を辞めてしまいました。当日になって高耐久の水タイプダイマックスポケモンに対して厳しいことやリザードン猫騙しが入ったパーティが厳しいなどボロが出てしまい、通らなければ負けといった不安定なプレイが目立ちました。また、ランクマッチで試運転した際にビギナー級から高勝率で勝ち続けることが出来た成功体験から構築を過信してしまったのも大きな反省です。ビギナー級からマスター級までは予選で言えば1400帯との対戦のようなものです。大袈裟な例えになったかもしれませんが、予選を抜けるために必要な勝率と自身が低レートの状態から勝ちまくった際の勝率を同一視して安堵してしまった。更にギミックパーティで一度予選を抜けている成功体験から試運転をそんなにしなくても手応えがあれば十分に戦えるだろうという慢心がありました。ついでにダメ計アプリを普段使ってなかったのでダブルダメージとシングルダメージの計算を間違えて耐えられて負けたこともありました。

 

 

こんな状態で予選を抜けるのは難しいです。

この反省を絶対に次に活かすと決めました。

 

 

それでは、4月のincを振り返ります。

 

使用構築はこちら↓f:id:marshmallows1105:20200416150909j:image

前回の反省を活かして沢山対戦しました。

概ね以下の構築が多いことがわかりました。

 

・カ・エールパ

・ファントムビート

・バンドリキッスドラパ

・ゴチルアント

・タンザンドラパ

・リザバナスイッチ

・デマルウォーグル(はんそでパ)

エルフーン系統(エルジュラ)

・ピッピ系統(リザピ、ガアピ)

・ゲンガーキザン

ラプラス系統(スイッチ寄り)

トリックルーム(イエブリサマヨドサイ)

 

そして最新の情報としては

 

・キヌガワさんの有料優良記事の構築

・チャンピオンカップの上位構築

ダイマアシレーヌ+残飯鉄壁ナットレイ

 

が上位を独占していることも把握しました。

ひたすら対戦して気付けた発見でした。

 

特にカ・エールパとアルカナパと似た構築と残飯ナットレイとはよく当たりました。

 

それらを踏まえて有利な構築を組もうと考えたのですが、アーキタイプが非常に多くて対策の取り方もわからなかったので上記したパーティを全て試しました。中には扱うのが苦手なパーティもありましたが、苦手意識を無くすことが上達に繋がることを昨年から何度も学んでいるので理解が及ぶまで試し続けることにしました。そのおかげで何が厳しいか一通り掴むことが出来たので、さあ組むぞ!と組んだものが今のパーティになります。試運転の段階では純正トリックルームパーティとアシレナットサマヨの勝率も高かったですが、前者は高耐久水ダイマックスへの回答が用意出来ず後者は自身が使用したバンドリに勝てなかったのでバンドリにしました。

 

構築の発端は前回の予選の結果です。サマヨールを軸にしたパーティが圧倒的に多くて試しに使ってみましたがトリックルームの始動や削りを安全に行うことが出来て痛み分けでの回復も非常に強力でした。先述した環境考察にもサマヨールミミッキュを軸にしたトリックルームパーティは多かったので、まずはそこに対して勝とうと考えます。色々と対策は試しましたが、隣のダイマックスポケモンに弱くなかったりミロカロスの勝ち気を発動させずに止めたりガオガエン猫騙しを撃たれたくなかったりと条件は多く、弱点保険バンギラスに挑発を持たせるのが一番しっくりきました。そこから構築を考えていきましたが、結果として先ダイマックス逃げ切りプランと適当に削りつつダイマックスを枯らしてからの後ダイマックス捲りプランを両立しつつ諸々の有利な確率を押し付けることが出来る結構万能なパーティになりました。

 

南白オフに参加した際に技と調整が少し異なる同パーティを使用しましたが、せぱるくんに「ウインディじゃなくてガオガエンなんですか?」と聞かれて適当に答えていた記憶があるのでガオガエンだけ詳細を書きます。ガオガエンは主に相手のダイマックスターンを流す、猫騙しによって縛り関係を解除する、ターンを稼ぐ役割を果たします。具体的に説明するとエルフーン入りのパーティやトリックルームパーティに対してバンドリキッスと選出した時に相手のウオノラゴンのエラがみを猫騙しで防ぐターンを作ったり、ダイマックスが切れた後に猫騙しと守るによってターンを稼ぎ切ることで有利に立ち回れるのが長所です。捨て台詞は火力を下げれるのも魅力的ですが、相手のダイマックスターンラストの時にキッス守ると捨て台詞のプレイで倒れても捨て台詞通ってもダイマックスアタッカーとトゲキッスの並びが作れるプランが非常に強力です。そのためにウインディではなくガオガエンを採用しました。悪タイプが悪戯心に対して有効であり、格闘弱点以外は特に短所を感じなかったのでニャヒートを試すこともありませんでした。採用理由に従って猫騙しと守ると捨て台詞が確定として最後は反動ダメージが美味しく、仮想敵に通りの良いフレアドライブにしました。守るは特に必要で、アシレナットサマヨに対してボディプレスとの集中攻撃を通すとキッスやドラパの消耗が早まり互角になってしまうので選出した時に守るを重宝しました。なんかてきとーに返答した時はあまり理解してませんでしたがガオガエンは結局のところ必要でした。

 

他にもパーティに意図が沢山ありますが長くなるので想像して欲しいなと思います。

 

肝心の結果はこちら↓f:id:marshmallows1105:20200416193617j:image

終結果は未だに出ていないのですが、恐らく予選突破することが出来ました。対戦相手は概ね考察通りだったので事前に考えていた選出とプランを通して勝ちを重ねました。特に活躍したのはバンギラスの挑発、ドラパルトの火炎放射で沢山試合を重ねたことで採用に至った技ばかりです。サブロムも13連勝で無敗で1700に乗せることが出来て1800に到達して対戦数を残したまま予選を終えることになりました。幸いにも切断バグは両ロムともにされず、通常の被切断が2回のみでした。

 

今回、高勝率で勝つことが出来たのは沢山対戦して沢山動画を見ての日々を繰り返したからだと思います。wcsも無いしjcsも無さそうだし権利の繰り越しもあるか分からない状態でモチベーションも上がりにくい時期ではありましたが、毎日ポケモン配信をしてるじーんやカ・エールは予選を抜けた上でポケモン星人と呼びたいほどポケモンのことを考えています。ポケモンが上手い人が沢山練習している中、自分がそれ以上に取り組まないといつか絶対に勝てなくなります。と適当にそれっぽい理由を語ってみましたが、純粋に勝ちたかったので真剣に取り組みました。

 

 

最後に

2015年に最も同世代で尊敬していた「ねぴねぴ」というプレイヤーが同年の予選を勝率9割で抜けた時に感動と憧れで衝撃が走ったのを今でも覚えています。彼に憧れているので今回の結果にはとても満足しています。全国大会が行われるなら頑張りたいと思います。